書院眞玄、はじめました。

本日、書院眞玄のホームページを公開いたしました。

書院眞玄は、書・茶・花をはじめ、日本の美・精神・所作に触れる、日本文化の玄関口です。
高野山を拠点に、書・茶・花のお稽古と、折節の会を開いています。
名前は、老子の「玄之又玄、衆妙之門」——深く、また深く、すべての神秘が生まれる門——という言葉からいただきました。
玄関は、押し込む場所ではなく、本人が入りたいと思った時に、安心して入れる場所。
書院眞玄は、そんな自分の内側への扉を、そっと開けておく場所です。

なぜ、書・茶・花なのか。
どれも「型」から始まる道です。無心に型を重ねるほどに、自分が見えてくる。自分が見えてくるほどに、揺れない軸ができてくる。
入口は違っても、向かう先はひとつ——本当の自分の心へ。どの道から入っていただいても構いません。

物も情報も、これほど豊かな時代はなかったかもしれません。
でもその豊かさの中で、ふと自分がどこにいるのかわからなくなる——そんな感覚を持ったことはありませんか。
だからこそ、自分の心と向き合う時間が必要なのだと思っています。
そのための、ひとつの入口として、この場を開きました。

私自身、学びはまだ途中です。
先人たちが時代を超えて遺してくれた本質を、今を生きる言葉で手渡していきたい。その橋渡しの、ほんの一部になれれば——それが私の願いです。

種を蒔く。灯を点す。受け取るかどうかは、相手の自由。
それくらいの距離感で、ここに立っていたいと思っています。

このホームページも、まだ空白のページがいくつもあります。
完璧に出来上がってから出すのではなく、少しずつ埋めていく——それもまた、人生と同じかもしれません。
お稽古や折節の会のご案内も、随時整えてまいります。
まずは、ゆっくりご覧いただければ幸いです。

書院眞玄 主宰 行武伶眞(ゆくたけ れいしん)